今回は金沢八景駅のすぐ近くにある金沢八景権現山公園に行ってきました。金沢区にお住まいの方ならご存じの方も多いと思いますが、まだ訪れたことのない方もいらっしゃると思うのでご紹介させていただきます!金沢八景権現山公園に行ってきました!
権現山公園について

金沢八景権現山公園は、江戸時代は円通寺境内でした。円通寺は、同じ敷地内に祀られていた東照宮の別当寺で、客殿は東照宮を詣でる上客を迎える建物として使われていたと考えられています。現在、園内に建つ客殿については、建築年代を示す資料はありませんが、江戸時代末期頃に建てられたと考えられています。
旧円通寺客殿の寄贈を受け、魅力ある都市景観の創造を推進するうえで特に重要な建物であることから、横浜市特定景観形成歴史的建造物の第一号に指定されました。本公園は、地域の歴史や自然を通して人々が集い、地域の魅力を継承、創造する場として令和4年に開園しました。
施設の紹介

権現山公園は主に旧円通寺客殿・管理休憩棟・展望広場があります。管理休憩棟は誰でも利用できる休憩スペースとお土産売り場がありました!休憩スペースはとてもきれいで、勉強したり読書したりする際に利用できそうでした!公園裏にある細い道も簡単に登っていくことができます❀
訪れたときには残念ながらお土産売り場が閉まっていたため、見ることはできませんでした…。普段は金沢区にちなんだお土産や過去と現在を比べられるマップも販売しているみたいです!この今昔地図を見ながらまちあるきを行ってみるのもテレビ番組の企画みたいで楽しそうだな~と思いました^ ^


季節の植物を楽しめる!
権現山公園は裏にある権現山を筆頭にたくさんの自然に囲まれています。私が訪れたのは2月後半だったのですが、梅が少し咲き始めていました❀梅のほかにも桜やツツジ、モミジなど1年を通して、季節の植物を味わうことができます!桜の開花状況については、ホームページでお知らせしてくれています!最後にURLを載せていますので、是非チェックしてお花見に行ってみてくださいね(*^^*)


旧円通寺客殿の内部
客殿の構造は次の写真の間取りになっていました。

客殿の中へは無料で入ることができます。中に入ると、部屋ごとに説明書きがあったり、金沢区の歴史や旧円覚寺客殿にまつわる歴史の説明が展示されたりしていました。


歴史は金沢の中世・近世・近代・現代に時代が分けられているものがありました。私は高校時代、日本史の勉強をしていたのですが、金沢が登場する中世以外の歴史は知らなかったため、とても勉強になりました!!特に近代では別荘地としての一面があったことに驚きました。伊藤博文を筆頭に三条実美、松方正義など名だたる人物が別荘を構えていたそうです!
感想
大学の近くにありながら訪れる機会がなく、今回初めて訪れました。駅のすぐ近くに歴史を学び感じられる場所があるというのは、歴史的建物が多い金沢区ならではだなと思いました。まだ行ったことがないという方はぜひ足を運んでみてください!
金沢八景権現山公園
住所:〒236-0027 横浜市金沢区瀬戸20-3
電話: 045-370-7535
入場料:無料(公園・客殿内すべて)
開園時間:9:00~17:00
お土産販売時間:10:00~12:30/13:30~15:30
休園日:毎月第4月曜日※休日の場合は翌平日
年末年始(12月29日~1月3日)
指定管理者:公益財団法人横浜市緑の協会
アクセス:京浜急行またはシーサイドライン「金沢八景」駅よりすぐ
※駐車場・駐輪場はありません。公共交通機関をご利用ください。
Web:公益財団法人 横浜市緑の協会金沢八景権現山公園公式サイト
https://www.hama-midorinokyokai.or.jp/park/gongenyama
桜開花情報
Web:公益財団法人 横浜市緑の協会 桜開花情報
https://www.hama-midorinokyokai.or.jp/sakura
ライター:ひめの
神奈川県出身大学2年生です。横浜市金沢区は大学に入るまでシーパラしか訪れたことがなく、様々な活動を通して金沢区の新たな一面を学んでいます!